子どもの秘密がなくなる日―プロフ中毒 ケータイ天国 (主婦の友新書)
– ☆☆☆☆
– 手に取った理由
情報リテラシー教育をどう進めていこうか悩んでいるので。
– 感想
親が関心を持つこと。リテラシーに優るフィルタリングは無い。フィンランドが参考になりそう。
以下、内容について。
・親の世代では「プロフ」とか、最近のWebサービスの存在を知らない
・「リアル」で自分の連絡先を公開
・こまめな書き込みは思考を溜められない。
・学校への持ち込みテクニック
・プリクラの有料会員
・ネットいじめは小6か中1まで。
・SNSがプロフ代わり
・「頭にフィルターをつけよう」フィンランドの成句
・子どもがプロフにはまるのは「他にやることがない」から
・ケータイを使う際のルール作り
・ルールは目に見えるように貼り出す。
著者の意見でいくつか同意できない箇所がある。
・芸能人でもないのに自己アピールをしたがるのは何故か。
この点に関してはちょっとズレてるなと感じた。
「プロフ」の魅力としては、自分が唯一持つ情報端末であるケータイだけで自分のスペースが作れることにあったのでないか。
でも、この魅力も今や薄れて、Facebookやtwitter、アメブロ、アメーバピグあたりに乗り換えが進んでいるのだと思われる。