銀のアンカー1-8巻 セット (ジャンプコミックスデラックス)
– ☆☆☆☆☆
– 手に取った理由
前作の「ドラゴン桜」「エンゼルバンク」が面白かったので。
– 感想
テーマは就活。前作の「教育」の問題に一部着手したような内容。
今までの作品の中では一番現実味がある。
展開としては、前作までと同様、常識と真逆の論理を展開する主人公。
その中で心に刺さった部分を書き出しておく。
・「キャリアアップ」そんなものが本当に存在するんですかねぇ…
・日本の今の会社にそんな階段はない!
・仕事の大命題である市場及び客の課題を解決するという部分は大手にしか出来ない
・〜〜時代の先端を走り一見華やかそうだが中身は前近代的で頑丈なピラミッド構造絶対に上の壁を突き崩すことは出来ない
・大学3年生の秋になって悩んでるとか相談したいとか何を言ってるんですか 君達は完全に出遅れている というよりさらに人生失敗しかかっている
・典型的日本の学生の就職意識ですね ブランド志向 ランキング依存症
・好きなものを仕事にすると失敗します
・まず「受けたいと思ったところを受ける」…です
・矛盾があるから行動しない こういう人間をバカ正直というんです 結局損をする
・そんなに自信ありませんか?それぐらい乗り越える能力自分になりのですか?
・思ったら即行動の瞬発力を持っている そこが彼女の最大の魅力
・言語的アピールと非言語的アピール
・君はそういう人間なのです それをまず知って下さい
・そんなの簡単なこと… お金で選びなさい
・なんでこの業界は儲かって給料が高いのか…
・この両面をきちんと自分で客観的に認識できる人が「部下として使えそうなヤツ」
・現在をみれば将来がわかる(将来ののびしろがわかる)
・アメリカはその逆です。「まず失敗してから来い」
・OB訪問
・OB訪問を受け入れない会社の末路
・自分にキャリアがないのになにがキャリアサポートですか
・社員が内を向いてる会社と外を向いてる会社
・大人が最も嫌いなのは ヘンに大人びた子供…
・自己分析禁止令
・世の中にある仕事の全ては営業なのです
・レールが敷かれている これほど恵まれていて幸せで有難いものはないのだ
・人生は一社目ですべてが決まる
・本気ならばできないことはないと思いますが
・就職希望者の10人に1人 1割の学生だけ集中的に指導すること
・仕事というものはネバーギブアップ!そしてチャレンジ!このふたつです
・タダでいい情報なんてあるワケがない
・ひとつは頑張ること そしてもうひとつは対価を払うということ
・仕事は一人でやるものじゃない
・ベンチャーを1社目に選ぶと転職には絶対不利
・大学に推薦やAO入試で入ったり〜〜実は就活に苦労している
・就活で成功したければ自分を業界と会社に合わせろ!
・最強なのが文化系の体育会系
・彼らに興味のある「価値」を纏って初めて存在を認められたんだ
・いちいち考えててもしょうがない
・面接というのは徹底的に自己否定されること
濃い。濃すぎる。
何度も読み込んで頭に刷り込みたい。