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高校教師&パパコーチ&元SEのブログ

破格のギャラをもらう脇役と、薄給でも過労死ラインを超えて頑張る教師

破格のギャラをもらう脇役と、薄給でも過労死ラインを超えて頑張る教師

私のニュースチェックはもっぱらヤフーニュースのトップと国内と経済とITを眺めるだけ。
そんな中で、こんな並びの時があった。

「都教諭7割 過労死ライン超え」
「ドクターX 脇役も破格ギャラ」

それぞれの記事の内容は以下のようなものであった。

都教委調査:過労死ライン超え 中学教諭7割 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171110/k00/00e/040/216000c

 東京都教育委員会が9日に公表した都内公立学校の「教員勤務実態調査」で、「過労死ライン」に達する週20時間以上の残業をしていた中学校教諭が7割近くに達したことが分かった。土日の部活動指導に多くの時間を割いているのが主な原因とみられる。都教委は来年度の予算編成で、部活動指導員の活用などを要求した。

「ドクターX」脇役も破格ギャラ 制作費1話1億円超も黒字
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/823396/

 それを可能にしたのが、顔ぶれに見合う出演料だという。本紙で既報した通り、主役の米倉のギャラはシーズンを重ねるごとに急騰。「シーズン4では1話当たり500万円程度だったのが、今回は800万~1000万円にまで跳ね上がったと言われる。他局から『テレ朝のせいで、これじゃ、オファーできない』と恨み節が上がっている状態」(テレビ関係者)

なんと表現したら良いのかとても難しい。
現代のアリとキリギリスとでも捉えれば良いのだろうか。
強みの異なる者を比較することはできないし、それぞれが別の価値観を持っているだろうから、隣の芝が青く見えることもないけど、このお金の使い方に関する格差は一体何なのだろうか。
それと、ここでは話題にされていない、ドラマの制作会社はどのような待遇の元、破格ギャラの出演者たちを取りまとめながら予算確保/経費削減に努めて勤めてるのだろうか。

とても気になる。

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