息子も小学2年生になり、休日に友人宅に出向くことや公園や区民広場に遊びに行くことが増えてきました。
また、これからは習い事にも、親不在な状況で通うようになるだろうと考えていまして、子どもの所在地確認用にGPSトラッカー的な物が必要となったので調べてみた結果、最も安価で必要な機能だけ搭載した「WatchPhone」を使い始めることにしました。
ちなみに、この製品は、MVNOでスマホなどを利用している保護者には、激しくオススメする製品です。
オススメの理由や、昨今の子どもの安全管理端末の現状についてまとめます。
Contents
子どもの安全管理端末の現状
子どもが外出し始めると、所在地を把握しておきたいというのは保護者として自然に発生する欲求です。
ケータイ3大キャリアがこのビジネスチャンスを逃すわけはなく、それぞれの会社が同じような機能で販売しています。
- docomo「キッズケータイ」
- au「マモリーノ」
- Softbank「みまもりケータイ」
細かな金額は、記載しませんが、機種代が1万円程度、月額500円から1000円です。
ここまでならそんなに大きな出費と思わないかもしれませんが、問題が一つ。
子どもの端末を管理するために保護者も同一キャリアである必要があります。
つまり、MVNOに移動してしまった家庭では使えないんですね。
これではコストが高すぎます。そんなに我が家に余裕はありません。
3大キャリア以外となると、次の2つの選択肢があがりやすいようでした。
- SIMフリースマホをカスタマイズ
- ALSOKのまもるっく
小学生にスマホを持ち歩かせるのは不安が大きい。
ALSOKの製品は、あくまでも緊急時の利用が想定されているようなので、日常的に利用するには機能が不十分で、高い。(月額2000円とのこと。)
ということで、子どもの所在確認の手段は、しばらく導入を見送っていました。
「WatchPhone」をクラウドファンディングで購入という選択肢
そんな時に、SIMフリーで腕時計型、かつ子ども向けの端末がクラウドファンディングサイトで製品化に向けて準備していることを知りました。
確かに、必要な機能が全てあり、逆に余計な機能なく、SIMフリーなのでMVNOのSIMも使えます。
我が家ではIIJmio(ビックSIMの方が有名かな?)を妻と使ってまして、ファミリープランを使っているのでSIMがすでに1枚余ってます。
これは導入しやすい、というわけで、早速買ってみたわけです。
「WatchPhone」とは
リアルタイムGPS位置追跡
WatchPhoneに完全に統合された非常に正確なGPS測位システムで失われることは決してありません。 iOSとAndroid互換アプリを使用して位置情報を追跡して受信します。
通話機能
ウォッチフォンの通話機能から連絡先を選択すると通話ができます。
専用アプリからは、ウォッチフォンを選択した状態で受話器のアイコンをクリックすれば通話できます。SOS機能
ウォッチフォンのSOSボタンを3秒間長押しするとSOSモードが起動します。
SOSモードは音声メッセージと位置情報を専用アプリへ自動的に送信します。チャットとボイスメッセージ機能
ウォッチフォンや専用アプリのチャット機能から、絵文字アイコンとボイスメッセージを通信できます。
連絡先から相手を選択してください。
専用アプリからは、テキストや絵文字アイコンや音声メッセージを送信できます。
これだけの機能が揃っているので、全く不足感がありません。
初めてのクラウドファンディング
ニュースをチェックした時は、まだ資金調達中でしたが、私が購入する時にはすでに製品化していたため、スムーズに購入でき、発送/納品されました。
現在は、Amazonで取り扱われているので、そちらから購入するのが良さそうです。
ちなみに、以下の「DISCOVER(ディスカバー)|まだ見たことのないものを発見する動画ショッピングサイト」というサイトで扱われていました。
すでに製品化が決まってしまったからか、サイトからは辿れなくなっています。
「WatchPhone」を使ってみての感想
iOSアプリ「Oaxis WatchPhone」
保護者向けのアプリなので、ここまでシンプルにする必要は無いじゃないかと感じるが、使える機能がぱっと見で想像がつくので、悪くないUIですね。
所在地確認機能
位置の特定と反映に若干のタイムラグがあるが、大きな問題には感じない。
どのあたりにいるのか、大きくずれることもなく使えています。
音声通話
SIMカードがデータ通信のみの物なので、使えなかった。。
スタンプでのコミュニケーション
スタンプでの簡単な会話は成立するし、録音したボイスメッセージが送ってコミュニケーションを取ることもできます。
若干、タイムラグがあるので、ちょっとストレスを感じました。
また、SOSが送られた場合、ここで発信/受信されるので、緊急感が弱いですね。
まとめ
これはオススメです。
腕につけるには、ちょっとだけ大きいので、腕につけるよりも、リュックとかにつけるのもいいかもしれませんね。
これで、電車に乗る習い事にもチャレンジさせられそうです。
ちなみに、息子は、友人に「それなに?」と聞かれたときに「アップルウォッチ」と答えてるようです。